PGAメジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」最終日

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前々からグレッグ・ノーマンは「これからはアダム・スコットの時代」だと、高く評価している。
そのアダムは今週初め、憧れのノーマンからチップショットなどのショートゲームを学び、さらにPGAツアーで優勝するには鋼鉄の精神力も必要だということを教わった。
果たして、23歳のアダム・スコットが大会史上最年少優勝者となるのだろうか?
そのアダムが練習レンジでブッチ・ハーモンとの最終チェックをしている間に、ハーモンの元弟子タイガーが苦戦。
1アンダーで迎えた7番でのティーショットは打った後にクラブを放り投げてしまうほどのミスショット。
林の中に入れてしまった。
最終日はフェアウェイキープ率がたったの6/14と振るわず、結果73。
最終日のタイガー・チャージがないまま終わった。
一方のアダム・スコットは出だしから好調。
2番パー5では1メートル半のバーディパットを確実に決めて、11アンダー。
そのアダム・スコットを3打差で追うフィル・ミケルソンは前半を9アンダーで折り返し、チャンスをつかむ。
しかしアダム・スコットの勢いは止まらない。
6番でバーディを取った後、8番では10メートル以上のバーディを決めて、さらにリードを広げた。
ケニー・ペリーも10番で下り3メートル半のバーディパットを決めて9アンダーとし、優勝争いに喰らいつく。
またパドレグ・ハリントンは14番で8メートルのバーディを決め、7アンダー。
昨年2位に終わったハリントンがジワジワとチャージをかけ始めた。
一方のアダム・スコットは10番でボギーを叩いてしまうが、続く11番パー5ではグリーンサイドバンカーからフワリと柔らかいタッチで見事なアプローチを決め、ピン横1メートルからのバーディでスコアを14アンダーまで伸ばした。
そしてアダム・スコットの逃げ切りを押さえようとアグレッシブなプレーに出たフィル・ミケルソン。
13番パー3で果敢にピンを攻めるが、痛い池ポチャ。
その後、ミケルソンがアダム・スコットの脅威となることがないまま、3位タイでフィニッシュした。
ケニー・ペリーはミケルソンが脱落した13番でバーディを奪い10アンダーとするが、14番15番で連続ボギーを叩いてしまい、こちらも優勝争いから脱落してしまった。
唯一アダム・スコットの優勝を脅かす存在としてチャージをかけたのがパドレグ・ハリントン。
ハリントンは16番パー5の残り197ヤードをピン横1メートルに寄せ、イーグルで10アンダー。
さらに最終18番でもバーディを奪ったハリントンは11アンダー、暫定2位でアダム・スコットを待った。
一方のアダム・スコットは14番でティーショットをラフに入れてしまい、結果ボギー。
ハリントンとの差は2打に縮小してしまった。
しかしノーマン直伝のチップショットがアダムを救う。
15番ではグリーン周囲のラフからピン横30センチにつけるチップショットでみごとなパーセーブ。
16番、17番を無事パーで乗り切ったアダム、2打差を保ったまま最終18番を迎えた。
ティーショットをフェアウェイ真中に運んだアダム・スコット。
トロフィーのプレートにもアダム・スコットの名前が刻まれ始めていた。
しかしグリーンへのアプローチでまさかのウォーターハザード。
打った瞬間に信じられないという表情を見せたアダム・スコット。
ボールはグリーン左の池に吸い込まれた。
しかしここでもノーマンから教わったチップショットがチャンスをつなぐ。
ドロップした後、グリーン手前の花道から打ったチップショットはピン手前2メートル弱。
入れれば文句なしの優勝、外せばハリントンとのプレイオフに突入というプレッシャーのかかるボギーパットだった。
しかし結果はアダム・スコットとガッツポーズ!みごと大会最年少優勝を果たした。

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