藍、メジャー初戦は38位発進 首位はK.スタップルス
USLPGAツアー
スーパールーキーの宮里藍は、メジャー初日を冷静なプレーで乗り切った。
今季の女子メジャー最終戦、ウィータビックス全英女子オープン(現地時間29日、英国、バークシャー、サニングデールGC)でメジャーデビューを果たした宮里の記念すべき第1打は、フェアウェイ中央。2打でグリーンをとらえ、1番パー5できっちりバーディ発進した。
だが「緊張していました」というこの日は、苦しいホールが続く。4番、5番を連続ボギーとすると9番もボギー。2オーバーまでスコアを落としてしまう。ここで踏ん張らなければズルズルと崩れそうな正念場。しかしここからが忍耐強かった。16番までスコアカード通りのプレーを続け、17番で3メートルを沈めて久々のバーディ。最終18番でもキッチリとパットを決めて連続バーディ、イーブンパー38位タイで初日を終えた。
「ドライバーは特に良かった。思ったよりグリーンが転がらなかったので、イメージしたショットを打てなかった。ボチボチ、いいスタートかなと思います。(今日は)70点くらいかな」と、初日のラウンドを振り返る宮里。今後活躍するべきメジャーの舞台に刻んだ第一歩は、期待を膨らませるに十分なものだった。
首位に立ったのは、地元イングランドのカレン・スタップルス。今季、英国勢ではただひとり、米ツアーで優勝しているスタップルスは、4.5メートル以内のバーディチャンスを次々生み出す好調なショットで、7バーディ、ノーボギーの7アンダー65を叩き出した。
平均266.4ヤード(米ツアー7位)の飛距離を誇るドライバーを、この日は4回しか使わず、より正確さを求めてプレーし首位発進。先週のエビアンマスターズ4位と好調を維持して、91年以降、本大会優勝者の出ていない英国に、ナショナルオープンタイトルをもたらすべく戦う。
一方、ミッキー・ライト(米)以来となるメジャー4戦すべてでの連覇がかかるアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、7バーディ、3ボギーの4アンダー68。スタップルスとは3打差ながら3位タイと絶好のスタートを切った。
「メジャーのスタートとしてはまずまずね。有利なコンディションで回りたかったから早い時間のスタートが良かった。その通りに最高のコンディションだった。風もまったくないし、グリーンはきれいでスコアが出る条件が整っていた」と自信満々に語った。
また、ベテランの木村敏美が、2アンダー15位タイと日本勢では最高のスタートを切っている。対照的に東尾理子、茂木宏美は2オーバー74位タイ、大山志保は3オーバー92位タイと出遅れている。