V.シン、中尺パターを手放して首位発進! タイガーは4差9位タイ

USPGAツアー


 世界ランク1位の呪縛から解放されたビジェイ・シン(フィジー)が、武器だった中尺パターを手放しながらも強さを発揮した。

 米男子ツアー、ビュイック・オープン初日(現地時間29日、ミシガン州グランドブランク、ワーウィックヒルズG&CC)、ショットが冴えたシンは、1イーグル、8バーディ、1ボギーの9アンダー63をマークしロケットスタート。オリン・ブラウン(米)に1打差をつけ単独首位で、2週後の全米プロゴルフ選手権に向け好調をアピールした。

 この日のシンは、2年半愛用した中尺パターを手放し、通常の長さのパターを使用。パター変更の理由について直接語ることはしなったが、「自分はアプローチもバンカーショットも得意だけど、ショートパットを外すと、これを生かせないからね」とショートパットへの自信回復をのぞかせている。

 昨年、念願の米ツアー賞金王になったことで、今季のシンには強烈なプレッシャーがかかっていた。長い間世界ランク1位に君臨するタイガー・ウッズ(米)を蹴落とし、この座に就くことが常に頭にあったからだ。「そのこと(世界ランク1位になること)で自分にプレッシャーをかけすぎていた。でも、多分それはまちがった集中の仕方だった。今はただ自分のプレーを楽しめるようになり、世界ランクの事なんか気にしなくなった」と、表情も明るい。それだけに今大会Vはもちろん、98年に続く全米プロタイトルも視野に入ってきた。

 一方、今ひとつのプレーが続くタイガーは、5バーディ、ノーボギーの5アンダー67でシンに4打差の9位タイ発進。「苦しいパーセーブもあったけどね」と苦笑しながらも、今季2勝目に向けて順調なスタートを切っている。

 日本勢は、宮瀬博文が2アンダー70で49位タイ、谷原秀人は1オーバー73の115位タイと出遅れている。

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