E.エルスいきなりエース! P.ミケルソンは出遅れ

USPGAツアー


 世界最古のメジャー大会で本命2人が明暗を分けた。

 第133回全英オープンはスコットランドのロイヤル・トゥルーンGCを舞台に現地時間の15日、アーニー・エルス(南ア)のホールインワンでその幕を開けた。

 エルスがエースを達成したのは通称“切手”と呼ばれる8番パー3。123ヤードをウェッジで放ったティーショットが真っ直ぐピンに向かい3バウンドした後、バックスピンでカップに吸い込まれると、小さなグリーンが特徴の名物ホールを取り囲んだギャラリーから地鳴りのような喝采が巻き起こった。

「完璧だった。素晴らしかったね」と自画自賛のエルスだが、後半のパー3(17番)ではバンカーから脱出するのに2打を費やしダブルボギーを叩くアンバランスな内容。それでも2アンダー69にスコアをまとめ、「色々あったけど、メジャーで60台を出すっていうのは、どんな時でも上出来。悪くない」と13位タイからのスタートを自ら評価した。

 一方「これまで全英では今ひとつの結果だったけれど、今回は自信がある」と現地に乗り込んで来たマスターズチャンピオンのフィル・ミケルソン(米)は初日から苦戦を強いられた。ボギーが先行して波に乗れず、この日唯一のバーディは16番のみ。一緒の組で回った丸山茂樹(イーブンパー、40位タイ)とポール・ケイシー(英/5アンダー66、首位タイ)の後塵を拝し2オーバー73、73位タイと出遅れた。

 一方、海からの風がわずかにフラッグを揺らす、ロイヤル・トゥルーンGCにしては驚くほど穏やかなコンディションに恵まれた初日、快調なゴルフで首位に立ったのは、前週バークレイズ・スコティッシュ・オープンで優勝を飾り滑り込みで出場権を得たトーマス・レベ(仏)とケイシーの2人。ともに5アンダー66をマークし、3位のマイケル・キャンベル(ニュージーランド)に1打差をつけている。

 その他、メジャー9試合ぶりの制覇を狙うタイガー・ウッズ(米)は前半3バーディを奪って好調な滑り出しを見せたが、後半失速し、ジョン・デイリー(米)、ジャスティン・レナード(米)らと並ぶ1アンダー70、26位タイに止まった。

 また全米オープン優勝のレティーフ・グーセン(南ア)はエルスと同じ13位タイにつけたが、ディフェンディング・チャンピオンのベン・カーティス(米)は4オーバー75の114位タイと出遅れ、今大会出場予定だった01年のチャンピオン、デビッド・デュバル(米)は腰部捻挫のため棄権を表明している。

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