地元スペイン、英国に逆転負け! 日本は10位タイ
USPGAツアー
ポール・ケイシーの好調なパッティングが、英国チームに6年ぶりの勝利をもたらした。
24か国が国の名誉を賭けて戦うWGC-ワールドカップが現地時間の21日、スペイン、セビリアのレアル・クラブ・デ・ゴルフ・デ・セビリアで行われ、64を叩き出した英国が、前日首位の地元スペインを逆転。通算31アンダーで優勝した。
1万6千人の大観衆が、セルヒオ・ガルシア & ミゲール・A・ヒメネスのスペインチームを応援する最終組。だが、初日に9バーディを決めたケイシーのパッティングは、それをものともしなかった。
2人が順番にボールを打っていくフォーサム(オルタネート)形式で行われた最終日のプレー。スペインに1打差でスタートした英国は、1番でルーク・ドナルドがバーディを沈めて首位に並ぶと、3番でスペインがボギーを叩いたこともあり、終始英国が有利にゲームを進めていった。
圧巻は9番からケイシーが奪った4連続バーディ。2.4メートルを沈めると、9メートル、4.5メートル、3.6メートルと、次々にバーディパットを放り込み、通算31アンダーまでスコアを伸ばし、スペインチームを圧倒した。
スペインも必死で追いすがり、13番イーグル、15番バーディで1打差に迫ったが、16番でヒメネスがティーショットをプッシュアウトして池手前のラフ。ガルシアが第2打を池に入れてしまう大ピンチ。4打目をヒメネスが1.5メートルにつけたが、この大事なパーパットをガルシアがはずしてボギーを叩き、追撃がストップしてしまった。
結局スペインは、地元でまさかの逆転負け。ガルシアは「彼ら(英国チーム)は信じられないプレーをした。ワールドカップの最終日にフォーサムで8アンダーだもの」と、相手を讃えるのがやっとの有様だった。
初日、米国に対して“Hate”(大嫌い)という言葉を使ったことが報道されて槍玉に上がり、謝罪する羽目になったケイシーは、これすら吹き飛ばす素晴らしいプレー。98年にニック・ファルドとデビッド・カーターが優勝して以来のワールドカップ勝利を母国へ持ち帰る活躍で面目を保った。
一方、丸山茂樹 & 田中秀道の日本チームは、1バーディ、2ボギーとスコアを落として、通算19アンダー10位タイ。狙っていた2002年に続く優勝には、遠く及ばなかった。