V.シン、年間10勝へ! 新婚タイガーようやく戦線復帰

USPGAツアー


 ビジェイ・シン(フィジー)が、現地時間4日開幕の米ツアー最終戦、ザ・ツアー選手権(ジョージア州アトランタ、イーストレイクGC)で“タイガー越え”のシーズン10勝目に挑む。

 全米プロゴルフ選手権で自身3つ目のメジャータイトルを手にしたのを始めとして、シーズン後半に入って底力を見せたシンは、9月には遂にタイガー・ウッズ(米)を抜いて世界ランク1位の座に就いた。その後も、好調さをキープして、先週のクライスラー選手権でついに2000年のタイガーと並ぶ歴代5位のシーズン9勝目を獲得。賞金は、前人未到の年間1,000万ドル(約11億円)を突破し、シーズン10勝目がかかる今大会に向け、意欲満々だ。

 賞金ランク30位までしか出場権がない今大会は、新妻エリンさんと結婚式を挙げた後、約1か月戦列を離れていたライバル、タイガーが久々に戻ってくることもあり、目の前で強さを見せ付けたい。

 一方結婚後、初のトーナメント出場となるタイガーだが、実は結婚式直前に出場したWGC-アメリカンエキスプレス選手権で痛めた肋骨が思いのほか重傷だったことを告白。「アメックスの前まではゴルフのかみあわせが良くなってきていたのに、あれでおかしくなった。何でそうなったのかよくわからないけど、体がうまく動かなかった」ため、新婚旅行での戦線離脱は、逆に良いタイミングだったようだ。

「でも、本当に試合に出場したかったんだ」と、米ツアーに戻ってきたタイガーだが、その間シンがめざましい活躍をしており、プロアマのスタートやインタビューの順番など、これまで自分が最優先だったものをシンに奪われたことを実感。今季2勝目とともに、世界No.1の座奪還に向けての意欲がムクムクとうずいた様子で、ただでは済みそうもない。

 日本勢は唯一、丸山茂樹が出場。3年間続けてきた年間1勝を果たす最後のチャンスを何とか生かし、ビッグネーム揃いの中で名を挙げたいところだ。

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