J.スルーマン『62』で奪首! V.シン3打差5位タイ発進
USPGAツアー
47歳のジェフ・スルーマン(米)が、目の覚めるような快調なゴルフで首位を奪った。
米男子ツアーのクライスラー選手権(フロリダ州パーム・ハーバー、ウェスティン・インスブルック・リゾート)が現地時間の28日開幕し、初日のこの日ノーボギーの9アンダー62をマークしたベテランのスルーマンが単独トップを奪取した。
あと3年でシニア入りのスルーマンは、現在までにツアー通算6勝を挙げている実力者。今季はここまでビュイック・オープンの6位タイが最高で賞金ランク79位と物足りないが、飛距離はツアー1小柄ながら今どきの選手と比べ遜色がない。「年取った実感? それはないね。若い者にはまだまだ負けられない」と起死回生、2年ぶりの優勝に照準を合わせた。
ところで今大会は、フルエントリーとしては今季最後の試合となるため来季のシード権(賞金ランク125位まで)確保のため、下位の選手は目の色を変えている。中でもこの日7アンダー64の好スコアでジョナサン・ケイ(米)、カーク・トリプレット(米)と並び2位タイの好発進を切ったケント・ジョーンズ(米)は、現在賞金ランク124位と当落線上ぎりぎりの戦いを強いられている。
昨年の今頃も、彼は残り4試合の時点でランク144位と低迷していたが、最後の4試合連続で予選を通り、結局ランク122位でシードに滑り込んだ経験を持っている。この日も快心のラウンドに「あと3日、この調子を続けたい」とシード確保に向け表情を引き締めた。
また今季すでに8勝を挙げ現在賞金ランク首位を独走するビジェイ・シン(フィジー)も6アンダー65、5位タイと絶好のポジションを確保。今季の勝星を2桁に乗せるためには、今大会と来週のザ・ツアー選手権で連勝しなければならないが、夢の10勝に望みをつなぐ好発進となった。
その他ディフェンディング・チャンピオンのレティーフ・グーセン(南ア)は2アンダー69で23位タイ、フィル・ミケルソン(米)は3番パー4で叩いたダブルボギーが響き、イーブンパー71の55位タイと出遅れた。日本勢は田中秀道が1アンダー70で33位タイにつけている。