T.レーマン5年ぶり首位奪取、宮瀬は予選落ち
USPGAツアー
96年の全英オープンチャンピオン、トム・レーマン(米)が5年ぶりにトーナメントリーダーとして最終日を迎える。
米男子ツアーのミシュラン選手権 at ラスベガス(ネバダ州ラスベガス、TPCサマーリンなど3コース)は現地時間の9日、第3ラウンドの競技を終了。日替わりで目まぐるしくトップが入れ替わる展開の中、前日10位タイのレーマンが、6アンダー66をマークし、通算17アンダーで単独首位に躍り出た。
00年のフェニックス・オープン以来、勝利から遠ざかっているレーマンは「優勝? できればうれしいね。しばらく自信を失っていたけれど、それを回復できればまだやれる気がする」と久々の首位にも浮かれたところはない。実は彼、先月のベル・カナディアン・オープン初日に74を叩いた直後、長尺パターに持ち替えたのが転機になったと言う。「パッティングには、ここ3年ほど苦しんできた。で、何度か長尺を試したが、その都度しっくり来ず、ベル・カナディアンの初日は普通のパターで臨んだんだ。でもあまりもひどくて“失うものは何もない”と2日目に長尺に変えた。するといい感じにスコアが伸びて今季最高の4位タイに食い込むことができた」。
優勝から遠ざかっているとはいえ、今でもレーマンはツアー屈指のショットメーカー。最終日はパターさえ入れば、4年ぶりの勝利も夢ではない。
その他、首位に1打差の2位タイに日本ツアーでの優勝経験もあるアンドレ・ストルツ(豪)とディッキー・プライド(米)が続き、さらに1打差の4位タイに前日首位のJ.L.ルイス(米)、ボブ・エステス(米)、ティム・ペトロビック(米)ほかがつけたが、前日5位タイのディーン・ウィルソン(米)は、スコアを落とし27位タイに後退した。
日本勢は、唯一出場の宮瀬博文が3日間トータル2アンダーで、予選カットラインの通算8アンダーに遠く及ばず予選落ち。また復活の兆し著しいデビッド・デュバル(米)が、この日4つスコアを伸ばし、通算12アンダー19位タイに浮上。フィル・ミケルソン(米)は、2日目終了時点で体調不良により棄権を表明している。