タイガー危うし、E.エルス優勝に王手!
USPGAツアー
アーニー・エルス(南ア)が首位を守ったことで、タイガー・ウッズ(米)の世界ランク2位の座が風前の灯火となってきた。
世界ゴルフ選手権の一環として行われているWGC-アメリカンエキスプレス選手権はアイルランド、キルケニーのマウントジュリエット・エステートを舞台に現地時間の2日、第3ラウンドの競技を終了。前日エリート集団揃いのフィールドをリードしたエルスが、この日も着実に4つスコアを伸ばし、通算15アンダーで単独トップを守った。
対するライバルのタイガーは背中痛に苦しみながら、我慢のゴルフで2アンダー70としたものの、エルスとは7打差の8位タイ止まり。もし今大会でエルスが優勝するか、あるいはベスト5以内でもタイガーの順位によっては、エルスとタイガーの世界ランクが逆転することになる。
しかし心配のタネがないわけでもない。今季のエルスはあと一歩のところで勝利を逃す場面が多く、マスターズではフィル・ミケルソン(米)の後塵を排し、全米オープンは最終日『80』を叩いて9位タイ、全英オープンではプレーオフでトッド・ハミルトン(米)に破れ、全米プロでも4位タイとメジャーの舞台でことごとく優勝のチャンスを逃してきた。「でもそれはすべて終わってしまったこと。過去は水に流して今は目の前の勝利に向かって集中するしかない」と言うエルスは、最終日すっきり勝って世界ランク2位への階段を胸を張って上りたいところだ。
その他、2打差の単独2位に先のライダーカップ欧州チーム副キャプテンのトーマス・ビヨーン(デンマーク)がつけ、さらに1打差の3位タイに地元出身のパドレイ・ハリントン、初日トップのハミルトン、デビッド・ハウエル(英)の3人が続いている。
日本勢は、丸山茂樹が1つスコアを落とし通算3アンダーで前日の18位タイから26位タイに後退。片山晋呉は通算15オーバー68位で最下位を脱出できずにいる。
天気予報では最終日、風雨が強まるとか。そこで大会サイドは全員がホールアウトできるよう、スタート時間を繰り上げる処置を取ったが、優勝争いはどうやら天候との戦いにもなりそうだ。