欧州チーム圧勝で大会連覇!!

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“赤鬼”コリン・モンゴメリー(スコットランド)が、右コブシを突き上げ雄叫びを挙げた。

 米国チームが大逆転に望みをかけた第35回ライダーカップ最終日(現地時間19日、ミシガン州デトロイト、オークランド・ヒルズCC)、米国チームはその願いが叶わず自国で屈辱の大敗を喫してしまった。

 2日目を終わって5対11。14.5ポイントを獲れば勝利が決まる戦いで、もう後がない米国チームは、大差を何とかひっくり返そうと臨んだ最終日に、先制して勢いに乗ろうというライダーカップポイント順に必勝のオーダーを組んだ。数字の上では強い者からスタートする背水の陣。斬り込み隊長のタイガー・ウッズはようやく役割を果たした。

 ポール・ケイシー(英)相手に1番で1アップとすると、そのままリードを許すことなく3 and 2で勝ち1ポイントを獲得。ポイントを6対11として、後続に望みをつないだ。しかし後が続かない。今大会負けなしの“神の子”セルヒオ・ガルシア(スペイン)と激突した2番手フィル・ミケルソンは、8番まで2アップとリードしながら逆転されて3 and 2で惨敗。追い上げムードをブチ壊すと、もう流れを引き戻すことはできなかった。

 6番目にスタートした欧州チームのモンゴメリーが、デビッド・トムスとの大接戦を1アップで制した瞬間、欧州チームのポイントは14.5に達しホームでの米国の敗北が決定。モンゴメリーが「下馬評は僕たちが不利だったけど、素晴らしいプレーをした」というように結局、18.5対9.5で欧州チームが連覇を達成した。

 ワールドランク上位選手を揃えた“ドリームチーム”の米国に対し、メジャー優勝者もいないチームをベルンハルト・ランガー主将(独)が見事にまとめ、米国チーム有利という前評判を覆した。

 米国チームは地元での大敗にうなだれることもなく、乾いた表情で相手を讃えるのが精一杯の有様。対照的に欧州チームは最近5大会で4勝。歓喜の渦はいつまでも収まらず、シャンパンを持って駆けずりまわり、ファンの「オーレー! オレ、オレ、オレー!」というサッカーサポーター張りの大合唱に合わせ歌声を響かせていた。

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