ライダーカップ、勝敗の行方を左右するルーキー達
USPGAツアー
週末に迫った欧米決戦ライダーカップを前に、大会ムードが盛り上がっている。月曜日(13日)夕刻には、欧州チームがチャーター機で揃って現地入り。ミシガン州デトロイトのオークランドヒルズCCが舞台とあって、米国チームは三々五々だが集結し、戦いの火花をバチバチと飛ばしあっている。
何しろ個人ではなく、国の名誉がかかっているだけに、注目度も緊張感も、メジャー以上。これを人一倍感じているのが大会初出場の面々だ。
今大会は両チームに異例とも言うほど多い5人ずつの大会ルーキーがいる。12人中5人という割合だけに、この連中がプレッシャーをはねのけるか、つぶされるかに勝負はかかっているといっても過言ではない。
まず、ホーム開催の利がある米国(ハル・サットン主将)は、ケニー・ペリー、フレッド・ファンクのベテラン2人が初出場だ。
2人ともインターナショナルチーム相手のプレジデンツカップは経験済みだが、米国勢にとって歴史のあるライダーカップのほうが重みがある。それが分かっているベテランほど、メンバー入りの喜びと同時に重圧もかかるだけあって、勝負の行方を左右しそうだ。
他にチャド・キャンベル、クリス・ディマルコ、クリス・ライリーの若手3人が初出場。ペアでフォーボール、フォーサムで戦う初日、2日目にこれらの選手をどう組ませるか。サットン主将の采配ひとつが天国と地獄の分かれ目となる。
一方、ディフェンディング・チャンピオンの欧州チーム(ベルンハルト・ランガー主将)だが、こちらの初出場組はいずれも若い。
36歳のトーマス・レベを筆頭に残りはすべて20代だ。だが、ポール・ケイシー、ルーク・ドナルド、デビッド・ハウエル、イアン・ポルターと、それぞれが個性的な曲者ばかり。アウェイと言っても、毎週違う国を渡り歩く欧州ツアーに慣れており、米ツアーを主戦場にする者もいたりするだけに平気な顔で乗り込んできており、連覇に自信満々だ。
次の大会までの2年間、ヒーローになるのか、それとも戦犯扱いの辛い目を見るのか。運命の幕は現地時間の17日に切って落とされる。