S.ガルシア奪首! ライダーカップ組強し
欧州ツアー
スイング改造の成果を発揮してセルヒオ・ガルシア(スペイン)が単独トップに躍り出た。
欧州ツアーのオメガ・ヨーロピアン・マスターズ(スイス、モンタナ、クラン・スー・シエレGC)は現地時間の3日、第3ラウンドの競技を行い、前日2位タイにつけたガルシアがスコアを6つ伸ばし、通算11アンダーで首位に立った。1打差の2位に初日トップのミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が続き、通算8アンダー3位タイにルーク・ドナルド(英)、チャール・シュワーツェル(南ア)がつけている。上位3人(ガルシア、ヒメネス、ドナルド)はいずれも2週間後に行われるライダーカップのメンバー。さすがの強さを見せつけた形になった。
この日7つのバーディを量産したガルシアは途中ピンチに陥っても絶妙なリカバリーでパーセーブするなど、安定したプレーが目についた。特にティーショットをフェードで攻めることでコントロール性がアップ。これは昨年から取り組んでいるスイング改造の成果の1つだが、「ドローも打つけれど、フェードの方がミスの幅を小さくできる。フェアウェイを外してもせいぜい2〜3ヤードだから計算しやすいんだ。最近はこのショットに自信を持っているよ」と口ぶりも明るい。以前はかなりの荒れ球で爆発力はあるが、出入りの激しいゴルフが特徴だったが、フェードを覚えてゴルフが安定したガルシアはステディなプレーで優勝を目指すつもりだ。
一方、年下のガルシアに首位を譲ったものの前週優勝して勢いに乗るベテランのヒメネスは、「疲れ? あるけれど、自分は休まずプレーし続けることで調子を維持するタイプ。4日間全力でプレーすればそれは疲れるよ。でも勝つことですべて報われるんだ」と2週連続優勝に意欲を見せる。
またディフェンディング・チャンピオンのアーニー・エルス(南ア)はこの日4つスコアを伸ばし、通算6アンダーで初日の24位タイから7位タイに浮上。「本調子ではない」と言うが、その視線の先には連覇がある。
なお初日52位タイと出遅れた佐藤信人は、2日目のこの日もペースが上がらず3オーバー74を叩き、通算3オーバー94位タイで予選落ちを喫している。