スペイン勢が席巻、S.ガルシア好発進!

欧州ツアー


 スペイン出身の先輩&後輩コンビがスタートダッシュに成功した。

 スイス、モンタナのクラン・スー・シエレGCに舞台を移し、現地時間の2日開幕した欧州ツアーのオメガ・ヨーロピアン・マスターズで、先週BMWインターナショナル・オープンで優勝を飾ったミゲール・A・ヒメネス(スペイン)とライダーカップメンバーのセルヒオ・ガルシア(スペイン)が好発進を見せた。

 40歳の円熟期を迎えたヒメネスはスタート直後の10番、11番で連続バーディを奪って波に乗ると6アンダー65の好スコアをマーク。「特にショットが安定している。こういうときはゴルフがやさしいね。すべてがいい巡り合わせになっているよ」と2週連続優勝に好感触を得た様子。さらに「98〜99年も調子が良かったけれど、その頃より今の方が経験を積んでいるし、精神的にも落ち着いている。ごく自然にいいスコアが出せている感じ」と自信をみなぎらせており、2週間後のライダーカップに弾みをつける今季5勝目に照準を合わせた。

 またヒメネスにはジュニアの頃から弟のように可愛がられてきたガルシアが、マーク・フェリー(仏)、ピーター・ベイカー(英)、ピーター・ヘッドブロム(スウェーデン)と並び、1打差の2位タイにつけ笑顔。「風はなかったけれど、乾燥して下(地面)が硬かったからコンディションとしては難しかった。でもその中で攻めていけた」と満足げ。

 一方ディフェンディング・チャンピオンのアーニー・エルス(南ア)は思ったほどスコアを伸ばせず渋い顔。前半ノーバーディ、2ボギーと苦しむと、後半は5つバーディを奪い返したが、トップとは4打差の2アンダー69。24位タイにつけ「後半は良かったけど、どうもパターの調子が今ひとつ。短いパットは入るが、もう少し距離のあるのも沈めないと…」と不満を口にした。しかし先のWGC-NEC招待では65位タイと不発に終わり、決して調子は上向きではないが、「去年も悪い状態で来て、ここで勝ったから今回もきっかけをつかみたい」と連覇に向け姿勢は前向きだ。

 また日本勢は前週約3か月ぶりに予選を通った佐藤信人が出場しているが、初日のこの日はイーブンパー71に止まり、52位タイと出遅れた。

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