心中複雑なタイガーが参戦
USPGAツアー
今季2勝目をこの時期になっても必死で求めるタイガー・ウッズ(米)が、現地時間3日開幕の米ツアー、ドイツ銀行選手権(マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン)に登場する。
今季のタイガーは、2月のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権の1勝だけ。こんなことは96年9月のプロ転向以来、ベルサウス・クラシックでの優勝だけに終わった98年の1度しかない。そのため、本人が否定すればするほど、スランプ説が深刻さを帯びてきてしまうのが現状だ。
そんな中で、今大会はライフワークであるタイガー・ウッズ・ファンデーション(基金)の有力スポンサーということもあり出場を決めている。勝利に飢えているだけに、死に物狂いで勝ちにくるはずだ。
同基金をベースにした子供達のための教育施設も着工間近というタイミング。タイガー自身、先週カリフォルニア州アナハイムの現地でキッズクリニックを行ったばかりとあって、モチベーションも高くそれをトーナメントに生かしたい。
一方、ライバルのビジェイ・シン(フィジー)も、終盤戦に向けて調整を図っている。全米プロゴルフ選手権でメジャー通算3勝目を飾った直後の、WGC-NEC招待では疲労がたまり、“らしくない”プレーで32位タイと惨敗。立て直して、2年連続賞金王とプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを確定させるためにも、タイガーの目の前でトドメの今季6勝目を狙っている。
日本勢はそろそろツアー4勝目が欲しい丸山茂樹、初優勝に突き進む田中秀道、来季出場権へ必死の宮瀬博文が揃って出場。金星を狙う。