田中31位タイ浮上、丸山無念の予選落ち
USPGAツアー
今季最後のメジャーの舞台で日本勢が明暗を分けた。
全米プロゴルフ選手権2日目(現地時間13日、ウィスコンシン州ストレイツC)、米ツアーで揉まれ成長した田中が我慢のゴルフで1アンダー71にスコアをまとめ、通算1アンダー31位タイに浮上した。
「目の前のボールを打つことだけに集中できている」と言う田中だが、予選ラウンドは決して楽な戦いではなかった。試合直前に痛めた首の痛みはまだ引いていない。また先月は飛行機で移動の際にクラブ一式を紛失するアクシデントにも見舞われている。しかしそれら1つ1つの経験が滅多なことでは感情を波立たせないタフな精神状態をつくっているのもまた確か。「どれだけ我慢できるかが勝負」と言う田中が上位進出に、静かな闘志を燃やしている。
またこの日は現在日本ツアーの賞金ランクトップを走る片山晋呉も気を吐いた。3連続を含む6つのバーディを奪って2アンダー70をマークし、前日の83位タイから44位タイに浮上。「ゴルフ自体は悪くない。グリーンにもだいぶ慣れて来た」と言う片山が決勝ラウンドに望みをつないだ。
一方思わぬ苦渋をなめたのは初日まずまずのスタートを切った丸山茂樹。この日は1番でいきなりボギーを叩くと5番、8番でスコアを落とし前半を3オーバーで折り返す。後半に入っても一向にチャンスが巡って来ず、14番までで5オーバー。15番でようやくこの日初のバーディを奪うが時すでに遅し。最終18番は気落ちしたのかダブルボギーを叩いてしまった。結局通算6オーバーの118位まで順位を下げ、丸山のメジャー優勝の夢は今年も果たすことはできなかった。
もう1人、首を痛めて「全部ダメ」と白旗を挙げていた平塚哲二も通算10オーバーの134位タイで予選突破はならなかった。