J.レナード & V.シンが2トップ タイガー、ハラハラ44位タイ
USPGAツアー
ビジェイ・シン(フィジー)、アーニー・エルス(南ア)が優勝争いをしているというのに、この日もギャラリー最大の注目を集めたのは予選落ちの危機に瀕していたタイガー・ウッズ(米)だった。
今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権(ウィスコンシン州コフラー、ウィストリング・ストレイツ、ストレイツC)は現地時間の13日、第2ラウンドの競技を終了。初日2位タイのジャスティン・レナード(米)が通算9アンダーまでスコアを伸ばし、シンと並び首位に立った。
1打差の通算8アンダー3位タイに初の全米プロタイトルに意欲を燃やすエルス、初日トップのダレン・クラーク(北アイルランド)、ブライニー・バード(米)の3人が続いている。
しかし上位陣のプレー以上に人々が気を揉んだのは果たしてタイガーが129試合連続予選通過するか否か。展開は微妙だった。何しろ6ホールを残してカットラインに2打及ばない状態だったのだから。が、そこからがタイガーの真骨頂。13番でセカンドを8番アイアンで1.5メートルにピタリと寄せて楽々バーディを奪うと、16番、17番でもバーディを連取し、この日は5バーディ、2ボギーの3アンダー69。通算イーブンパーまで盛り返し、初日の104位タイから44位タイに大きく順位を上げた。
「今日は持てる力すべてを出し切ったよ。幸い、上があまりスコアを伸ばしていないから、まだまだ(チャンスはある)。明日はビッグスコアを出して最後まで食らい付いていきたい」とハラハラ、ドキドキの予選通過劇にも落ち着いた表情。ここ2年2か月メジャー優勝から遠ざかってはいても、絶体絶命のピンチを切り抜けた後半のバーディラッシュは、さすがタイガーと思わせるものだった。
その他、フィル・ミケルソン(米)が通算3アンダー14位タイにつけ、虎視眈々と今季メジャー2勝目を狙っており、初日出遅れたディフェンディング・チャンピオンのショーン・ミキール(米)が通算1オーバー57位タイのギリギリで決勝ラウンドにコマを進めた。また有名どころでは、セルヒオ・ガルシア(スペイン/通算2オーバー74位タイ)、マイク・ウィアー(カナダ/通算2オーバー74位タイ)、デービス・ラブIII(米/通算4オーバー102位タイ)が予選落ちを喫した。