全米プロ、トッププレーヤーの悲鳴が上げる難コース

USPGAツアー


 現地時間12日に開幕する今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権はウィスコンシン州コフラーのウィストリング・ストレイツで行われる。  奇才、ピート・ダイ設計の同コースではメジャーはもちろん、競技らしい競技が行われたことがないとあって、出場選手のほとんどがコースを知らずにトーナメントに臨む。  風の強かった6月のメディアデーでプレーし、77を叩いたディフェンディング・チャンピオンのショーン・ミキール(米)は、「10オーバーから12オーバーぐらいまでが予選を通るんじゃないか?」と口にしていたのだが、ここへ来てそれを訂正。「もし強風が吹けば、2ケタオーバーでの優勝も十分に考えられる」と、更にコースが難しいことを強調した。  全長7,514ヤードとメジャー史上最長の同コースは五大湖のひとつ、ミシガン湖に近いリンクススタイル。500ヤードを越える長いパー4が3つもあり、パー5は最も短いもので569ヤードと果てしない長さになっている。  それだけではない。1000個以上のバンカーがあちこちで口をぱっくりと開け、「フェアウェーは狭くて長い」(02年大会優勝のリッチ・ビーム/米)、「これまでで最も難しいコース」(ローレン・ロバーツ/米)と、そのタフさは数え上げればきりがない。  しかし、02年の全米オープン以来のメジャー優勝を狙うタイガー・ウッズ(米)は、「前に(コースについて)色々な噂を聞いたけど、(ティーショットの狙い所が)狭いという人がいれば、広いという者もいる。転がしてグリーンに乗せていけるという話があれば、逆にキャリーしないと(グリーンオンは)絶対無理というのもあった。噂なんてそんなもの」とどこ吹く風。マイペースで久々のビッグタイトルに挑むが、いずれにしても、選手もファンも初めてお目にかかるコースが、大会のカギを握るのは間違いない。

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