女王アニカ大記録ならず、K.スタップルスが猛攻メジャー初V
USLPGAツアー
いきなりのイーグル(1番)、アルバトロス(2番)のスタートで、カレン・スタップルス(英)がメジャー初Vを達成した。
女子ツアーメジャー最終戦で、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に全メジャー連覇の記録がかかったウィータビックス全英女子オープン最終日(現地時間1日、英国バークシャー、サニングデールGC)だったが、この日の主役は最初から最後までスタップルスだった。
首位に1打差2位タイでスタートしたスタップルスは、1番パー5で約10メートルのイーグルパットをねじ込んで通算13アンダー。だが、これはドラマの始まりにすぎなかった。続く2番パー5、残り205ヤードの第2打で5番アイアンを持ったスタップルスは、これをグリーン手前にキャリーさせ、傾斜に乗せて寄せる作戦に出た。
これが見事に的中。ラインに乗ったボールはそのままカップに吸い込まれ、息を飲んで見守っていたギャラリーは大喝采。アルバトロスを達成したのだ。そして2ホールで一気に5打スコアを伸ばして、通算16アンダー。地元選手の活躍に、ホールを追うごとに応援するギャラリーが増えていった。
一進一退ながらこの後もスコアを伸ばしたスタップルスは、12番でボギーを叩き、順調にバーディを重ねるレイチェル・テスク(豪)に通算16アンダーで並ばれたものの、15番からの3連続バーディで通算19アンダー。2位のテスクに5打の大差をつけて、13年ぶりに地元英国にナショナルオープンタイトルをもたらした。
「バーディ、バーディでスタートできたらいいな、と思っていたのに、イーグル、アルバトロスなんて信じられない!! これは自分の日だぞって思った。ホントに信じられなかった…」と、スタップルスは興奮に酔いしれた。
スタップルスの快進撃の陰で、アニカは最後まで歯車がかみ合わずに4日間を終えた。5打差を追ってスタートしたこの日も、バーディ発進しながら、5番のボギーで帳消し。4バーディ、3ボギーとスコアを1つしか伸ばせず、スタップルスに11打差の通算8アンダー13位タイと平凡な成績に終わった。
「もちろん残念。今週はミスを所々で犯して波に乗れなかった。それでもチャレンジしようと、最後のパットを入れるまで戦い続けたんだけど…」と大記録失敗に唇を噛んだ。
一方、日本勢は木村敏美の通算5アンダー25位タイが最高で、大山志保、茂木宏美は通算2オーバー42位タイで4日間のメジャーを終えている。