タイガー、全米プロへ最後の調整
USPGAツアー
世界ランク1位の座を死守したいタイガー・ウッズ(米)が、米ツアー、ビュイック・オープン(現地時間29〜8月1日、ミシガン州グランド・ブランク、ワーウィックヒルズG&CC)に乗り込んでくる。
タイガーは2週後に控えた全米プロゴルフ選手権で勝てなければ、メジャー10戦連続で優勝から遠ざかることになる。
「タイガーがベストじゃないことは、誰だって知ってる。彼がベストになるまでは、みんな自分のプレーに集中できるし、タイガーだって負かすことができるってわかっているさ」(スティーブ・フレッシュ)と、周囲にも特別扱いされなくなっているが、本人は相変わらずだ。
「スランプなんて言葉は、誰かがそのことを質問した時しか浮かんでこない。たくさん優勝していた2000年には、僕が勝ちすぎてツアーにとって問題だと言われたし、勝たなければ今度はこれだ。どっちにしても何か言われるんだから」と、苦笑。マイペースで試合に集中しようと努めている。
また「世界ランク1位よりメジャー優勝」と公言してはばからないアーニー・エルス(南ア)のカゲは着実にタイガーに忍び寄り、全米プロゴルフ選手権の結果次第では1位から転落する可能性も十分あるだけに、ここでの最終調整が重要となる。ポーカーフェイスでいればいるほど、復活への足がかりを探るタイガーの必死さが浮き彫りにされてくる。
一方、ディフェンディング・チャンピオンのジム・フューリック(米)の手首の故障は、順調に回復しているようだ。手首にメスを入れたフューリックは、連覇のかかった全米オープンでカムバックを果たし、これが4戦目。大会前日のプロアマでは65でプレーして「手首は良くなってるよ」と、連覇に自信をのぞかせている。
日本勢はシード権が気になる宮瀬博文、スポット参戦ながら先週予選を通過した谷原秀人、そして田中秀道の3人が出場。上位を狙う。