世界の大舞台へデビューする藍と、4大メジャー連覇達成に挑むアニカ

USLPGAツアー


 日本のスーパールーキー、宮里藍が、いよいよメジャーデビューする。

 その舞台となるのがウィータビックス全英女子オープン(現地時間29〜8月1日、英国バークシャー、サニングデールGC)だ。

 欧米両女子ツアーが共同で主催する同大会は、今季最後のメジャーとあって、世界の女傑たちが勢揃い。第1回全英オープン王者、ウイリー・パーク設計の、通称“ヒースランド”と呼ばれるサニングデールGCに挑む。

 優勝候補筆頭は、ディフェンディング・チャンピオンのアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)。昨年の優勝は、キャリアグランドスラム達成となった大きなものだったが、今年もまた大記録がかかっている。

 アニカはこれまで、全米女子オープン(95、96年)、ナビスコ選手権(01、02年)と連覇し、昨年に続いて今年のマクドナルドLPGA選手権に勝ったことで、メジャー3大会で連覇を達成。残る今大会を制覇できれば、メジャー4大会すべてで連覇という偉業を果たすことになる。

 これまで、この大記録に成功したのは、歴代2位の通算82勝を挙げている伝説のプレーヤー、ミッキー・ライト(米)だけ。それだけに優勝には並々ならぬ意欲を燃やしている。

「連覇できれば本当に大きい。余計なプレッシャーをかけたくないので、それ(連覇)について考えないようにしているけど、ここにきたのは連覇のためといってもいい。去年よりは調子がいいから」と、好調さをアピールするアニカ。マクドナルドLPGA選手権に続く今季2つ目のメジャータイトルで、新たな記録を打ち立てようと燃えている。

 また、前回同コースで大会が行われた2001年に優勝している朴セリ(韓)からも目が離せない。今季は1勝を挙げ、賞金ランキングも9位。同郷のグレース朴(賞金ランク4位)、金美賢(同ランク6位)にも後れを取っているだけに、ここで一気に巻き返しをはかる。

 そんな厳しい戦いに飛び込む宮里は、予選ラウンドでいきなり、メジャー勝者のグレース朴と直接対決。これを知るなり「オーッ! やったぁ! 勉強させていただきます」と目を輝かせたあたりは頼もしい。英国のコースに備えてクラブを調整するなど、準備に怠りなく、初出場、初優勝の快挙を狙う。

 他に、木村敏美、大山志保、茂木宏美、東尾理子の日本勢が出場。しぶとい戦いぶりが予想されるローラ・デービーズを始めとする地元、英国勢も自国タイトルを守ろうと必死だ。厳しい戦いの幕は、間もなく切って落とされる。

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