T.ハミルトン優勝でクラブの売り上げが3倍に

USPGAツアー


 全英オープン終了から10日あまりが過ぎ、優勝者、トッド・ハミルトン(米)周辺の騒ぎも一段落した。

 だが、まだまだ忙しいのがハミルトンが要所、要所で使用していたユーティリティークラブのメーカー、ソナテック・ゴルフだ。

 ティーショットはもとより、フェアウェイからの第2打、そしてアプローチと多用した同社の『MDハイブリッド・トランジジョン』は、勝負を決めるアーニー・エルス(南ア)とのプレーオフ4ホール目でも活躍した。

 プレッシャーのかかる場面。グリーンまで約50ヤードの第3打で、ハミルトンがロフト17度のこのクラブを手にしたのを、記憶していたゴルファーが世界中にいた。

 実況していた英国BBCのアナウンサーは「ミステリー」と叫んだこのショットは、ピタリとピンにより、ハミルトンはパーセーブ。前のホールで手にしたリードを守って、メジャータイトルを獲得したのはご存知の通り。そのため「全英オープン勝利への1打」と呼ばれることになったこのショットを演出したクラブを手に入れようとするゴルファーがあふれ、メーカーはうれしい悲鳴を上げているというわけだ。

 同社によれば、注文は全英オープン終了前の3倍に跳ね上がり、電話回線が一時、パンクしたという。「用途の広いクラブで、3Wの代わりに入れている」というハミルトンだが、想像以上の全英効果。米ツアーでも使用プロが30人以上いるというが、今後もその数字は増えそうな気配だ。

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