混戦の末、M・A・ヒメネスが逆転V
欧州ツアー
ライダーカップメンバーのミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が勝負強さを見せ付けた。
アジアンツアーとの共催で行われている05年欧州ツアー第2戦、オメガ香港オープンは現地時間5日、香港GCで最終ラウンドを行い、ヒメネス、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、ジェームス・キングストン(南ア)が終盤まで激しいデットヒートを展開した。
クライマックスは、ヒメネスとキングストンが通算13アンダーで並んで迎えた17番パー4。キングストンがグリーンエッジから、10.5メートルを沈めてバーディを決めると、ヒメネスも7.5メートルを入れ返して共に通算14アンダー。同じ組のハリントンもバーディで1打差をキープし、勝負は最終18番にもつれ込んだ。
だが、肝心のこのホールでキングストンはティーショットを左に曲げて林に打ち込みボギーを叩き、ハリントンもパー止まり。手堅くパーをセーブしたヒメネスに、あっさり勝利が転がり込んだ。
ヒメネスは新しいシーズン初優勝だが、昨季の4勝に続く好調さをキープ。「(04年に)5勝するなんて考えても見なかった。とてもいい1年だった。すべての優勝は違う意味を持っていた」と満面の笑みで、真紅のチャンピオン・ジャケットに袖を通した。
2位タイは1打差でハリントンとキングストン。1打遅れてトーマス・ビヨーン(デンマーク)、タマヌーン・スリロット(タイ)が4位タイに入った。
日本勢は、3日目に68をマークして43位タイに浮上し、さらに上位を狙ったツアー2年目の佐藤信人が79を叩いてしまい、通算9オーバー73位タイ。溝口英二も通算10オーバー75位タイと奮わなかった。