W杯優勝も、舌禍事件の後遺症が心配なP.ケイシー
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WGC-ワールドカップ優勝の立役者、ポール・ケイシー(英)が、失言の後始末に躍起になっている。
スペインで行われたWGC-ワールドカップ初日、ケイシーは米国について“HATE”(大嫌い)という、あまり上品ではない言葉を使って発言。2年後のライダーカップ主将に米国がトム・レーマンを選んだことまで批判した。これがメディアを通じて世界中に広まって非難を浴び、翌日には「(直接米国と対決する)ライダーカップの場合について言っただけ」と謝罪する羽目に陥った。
「アメリカの大学を卒業してアメリカに住み、ガールフレンドもアメリカ人の僕がそんなことを思うはずがないだろう」と、言い訳まで付け加えたが後の祭り。アクシネット社のスポンサー契約まで失う羽目に陥ったのはつい先週のことだ。
そんな出来事を払拭するように、パッティングに冴えを見せ、地元スペインチームを最終日に逆転。98年以来となる優勝を母国にもたらしたケイシーは「あんな出来事があったのに、いいプレーができて、とてもプロらしかったと思っている」と、喜びに浸ったのも束の間だった。話が来季はフル参戦を計画している米ツアーのことに及ぶと、にわかに表情を曇らせた。
最初の試合となるのは1月13日からのソニー・オープン・イン・ハワイ(ワイアラエCC)。「試合はとても楽しみにしているんだけど、何か少しあるだろうな、って心配してる。でもなるべくダメージが小さくなるように、後始末をするよう努力するよ」と言うのがやっとの有様だった。口は災いの元。ケイシーはこの先、WGC-ワールドカップ優勝を讃えられるたびに、そんな言葉を思い出すに違いない。