タイガー、R.グーセンに痛恨の逆転負けでシーズン終了

USPGAツアー


 復活優勝を賭けたタイガー・ウッズ(米)の戦いは、屈辱の逆転負けに終わった。

 賞金ランク上位30人のみが出場を許される米ツアー今季最終戦、ザ・ツアー選手権最終日(現地時間7日、ジョージア州アトランタ、イーストレイクGC)、50歳のジェイ・ハース(米)と並ぶ通算9アンダー首位タイでスタートしたタイガーは、パットが不調で苦しいプレーを強いられた。7番までに3つのボギーを叩き通算6アンダーとスコアを落としてしまった。

 その間に4打差3位タイからスタートした全米オープン王者レティーフ・グーセン(南ア)が、難コースをものともせずにバーディを重ね、前半で3つスコアを伸ばして通算8アンダー。タイガーと同じ最終組のハースと並ぶ首位に躍り出た。

 9番で約4メートルのバーディパットを決めて、ようやく目覚めたタイガーは、11番で下り7メートルの難しいパットを沈め、15番もバーディで通算9アンダーにスコアを戻したが、13番のバーディで単独首位に立ったグーセンの勢いは止まらない。15番に続いて、難しい16番でもラフから1メートルにつけるスーパーショットを放ち、通算11アンダー。タイガーに2打差をつけて独走態勢に入った。

 後がないタイガーは16番で最後の勝負に出たものの、グーセンがバーディを奪ったこのホールで3パットのボギー。グーセンとの差は3打に広がり、夢は絶たれた。

 結局タイガーは17番もボギーで通算7アンダー。グーセンに4打差の2位に終わり「パットがうまく打てず、それが尾を引いてしまった。60台を出そうとしてスタートしたんだけど、いいショットをしてもパットがひどすぎた」と苦笑するばかり。首位で最終日を迎えて勝利を逃したのはこれで3度目と、最強伝説をまたも揺るがせて、シーズンを終えた。

 タイガーは、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権の1勝で今季の米ツアー全日程を終了。1勝しかできなかったシーズンはプロ入り以来98年に続く2度目だが、ストロークプレーでは20試合続けて勝てておらず、こちらは自己最長という不本意な記録となってしまった。

 グーセンは、全米オープンに続く今季2勝目で、ツアー通算5勝目。優勝賞金108万ドル(約1億1,500万円)を獲得し、賞金ランクを先週までの13位から6位に上げている。

 50歳で優勝を狙ったハースは、75を叩き、通算4アンダー7位タイに終わっている。

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