性転換プロ、来季欧州女子ツアー切符獲得へ王手
欧州ツアー
女性になって9年目のプロゴルファーの来季欧州ツアー(LET)参戦が濃厚となっている。
男性として生まれながら、95年に性別適合(性転換)手術を受けて女性となったミアン・バガー(デンマーク)が、同ツアーの来季出場権を賭けたQスクール最終ステージ(現地時間10月31〜11月3日、イタリア、リバ・デイ・テサリGC)に挑戦。第3ラウンドを終えて首位に1打差の4位と好位置をキープしている。
バガーは3月の豪州女子オープンに、主催者推薦で出場したが、これは性転換をした選手としてはプロゴルフ界初の出来事。このときは話題先行の感があったが、その後北欧のミニツアーを回り、実力を蓄えた。
バガーにとって朗報だったのは、今年から国際五輪委員会の方針を支持する形でLETが性転換選手受け入れを決めたこと。4日間で争われるQスクール最終ステージは、72ホール終了後の30位タイまでの選手に来季LET出場権が与えられる。ツアー切符獲得目前のバガーは「この夏、プロとして転戦できたおかげ」と、うれしそうに語っている。