T.レーマン、3週連続V逸! R.パーマーが大逆転初優勝
USPGAツアー
ピタピタとピンに絡んでいくアイアンショットでバーディを重ねていくルーキーが、世界ランクNo.1のビジェイ・シン(フィジー)も、復活を狙う96年の全英王者トム・レーマン(米)をも蹴散らした。
米男子ツアー、フナイ・クラシック最終日(現地時間24日、フロリダ州レイク・ブエナビスタ、ディズニーズ、マグノリア&パームC)、5打差13位タイからスタートした28歳のルーキー、ライアン・パーマー(米)が、10バーディ、ノーボギーの62を叩き出す逆転劇を演じた。
最終組から8組前のパーマーは、1番からバーディを量産していった。1番、2番連続バーディの後は、4番から3連続。バックナインに入ってからも勢いは止まらず、12番バーディで通算18アンダー。勝負どころの14番から4連続バーディを奪って通算22アンダーでフィニッシュし、上位陣のホールアウトを1時間以上待った。
最後まで追いかけたのは、前日首位のブライニー・バード(米)と、史上初の年間1,000万ドル(約10億円7千万円)プレーヤーを狙う世界ランク1位のシンだったが、3打及ばず通算19アンダーどまりで、今季5人目のルーキー王者が誕生した。
最終組のバードが18番のティーショットを打ち終わり、勝利が決まった瞬間、スコア提出所にいたパーマーは両手で顔を覆って泣き出した。泣き笑いのまま、寄り添っていたジェニファー夫人と抱き合い、喜びに浸ると「なんと言ったらいいのかわからない」と絶句した。
一方、ミシュラン選手権 at ラスベガス、クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロに続いて3週続けて最終日を首位で迎えたレーマンは、この日もパットが入らず足踏みし、通算17アンダー6位タイ。復活優勝はまたもお預けとなった。
また、2位タイのシンは36万9,600ドル(約3,900万円)を稼いで年間獲得賞金を982万5,166ドル(約10億5千万円)とし、前人未到の1,000万ドルプレーヤーまであと17万4,834ドル(約2千万円)に迫った。