復活目前のT.レーマンの弱点は?

USPGAツアー


 96年全英オープン王者のトム・レーマン(米)が、泥沼のスランプから抜け出しつつある。

 アジアンツアーや下部ツアーの下積み時代を経て、ツアーで活躍するようになったレーマンは、この年、賞金王にも輝き、米ツアー平均ストロークNo.1のバードントロフィーも獲得。最強の男として世界にその名をとどろかせた。

 ところが、その後、98年の肩の手術もあり00年のフェニックス・オープンを最後に優勝から遠ざかり低迷。02年には賞金ランクも74位にまで転落。昨年は優勝争いも経験して同61位とやや持ち直したものの、かつてのレーマンを知る者には信じられないほどの成績に甘んじていた。

 今年も、パッとしないプレーを続けていたが、9月のベル・カナディアン・オープンで4位タイになると、一気に調子を取り戻し、ミシュラン選手権 at ラスベガス、クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロと続けて最終日を首位で迎えている。

 いずれも、最終日に逆転されている(2位タイ、4位タイ)原因は、1ラウンド平均29.47(156位)のパッティングにあるのは明白だ。02年から使い始めたロングパターが武器だが、これを使っているのはパットに自信がなくなった証拠。勝負どころでそのミスが出て、勝利を逃していることが浮き彫りにされている。

 今季も出場できるのはあと2試合。そこで好成績を収め、賞金ランク30位以内に入れば、最終戦のザ・ツアー選手権にも出場できるだけに、どうしても復活したいレーマンにとっては今週が正念場となる。

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