全米オープン覇者R.グーセン歴史的大勝!

欧州ツアー


 今シーズンの全米オープンチャンピオン、レティーフ・グーセン(南ア)が歴史的大勝利を収めた。

 欧州ツアーのHSBC世界マッチプレー選手権がイギリス、サーレーのウェントワースCを舞台に現地時間の14日に開幕。荒天のためスタートが2時間半遅れ初日は波乱の幕開けとなった。そんな中、出場わずか16名のエリートフィールドで1回戦8試合のマッチプレー(36ホールマッチ)が行われ、この日のうちに決着がついたのはグーセン対ジェフ・マガート(米)のわずか1マッチ。しかしその内容が凄かった。

 スタートから一分の隙もないグーセンは相手に1度もリードを許すことなく24ホール目で11アップの猛攻。25ホール目でグーセンがバーディ、マガートがパーとしたところでグーセンが11ホールを残し12アップをマーク(12 and 11)し決着をつけた。

 これまで世界マッチプレー選手権では98年にマーク・オメ—ラ(米)がビジェイ・シン(フィジー)を相手に11 and 10で破ったのが最大差勝利の記録だったが、それを塗り替える歴史的な大勝にも、「記録? それは全く意識していなかった。マッチプレーでは、ほんの少しでも気を緩めたら、歯止めが効かなくなるから、いくらリードしていても最後まで気を引き締めて戦った」とグーセン。ポーカーフェースのヒーローは記録的勝利にも最後までクールな表情を崩さなかった。

 その他注目カードの途中経過は以下の通り。今大会2度目の3連覇を狙うアーニー・エルス(南ア)はスコット・ドラモンド(スコットランド)との対戦で、34ホール終了時点で2アップと順当にリード中。しかし世界ランク1位のビジェイ・シンはライダーカップキャプテンのベルンハルト・ランガー(独)相手に26ホール終了時点で2ダウンと苦戦を強いられている。

 また全英オープン覇者のトッド・ハミルトン(米)は29ホール終了時点でリー・ウェストウッド(英)に3ダウンとリードを許しており、東洋勢唯一出場のチェ・キョンジュ(韓)は33ホール終了時点でアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)に1ダウンを喫しながら善戦中。

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