難コースを制するのは誰だ!? 女子No.1決定戦

LPGAツアー


 女王・不動裕理、新鋭・宮里藍の2人を中心に激戦を繰り広げてきた国内女子ツアーが、30日から最大の山場を迎えている。

 日本最高峰の戦い、日本女子オープンゴルフ選手権競技。ワングリーンに改造され、狭いフェアウェイと小さいグリーンを擁する難コース、広島CC八本松コースを舞台に繰り広げられるのは、不動、宮里ら旬の選手と彼女たちを倒そうとする他の勢力の激突だ。

 5年連続賞金女王に向けて突っ走る不動は、今年、通算30勝を達成して永久シード選手となったが、今大会のタイトルはない。昨年大会では気負いすぎたのか、2日目にまさかの79を叩いて30位タイに終わっている。その雪辱も含めて、誰もが勝ちたい今大会を制したい気持ちは誰よりも強い。

 一方、宮里もアマチュアとして最後の参戦となった昨年大会とは違い、今年は押しも押されぬトッププロとしての参戦。優勝候補なのはもちろんのこと、難コースでの戦いぶりが将来挑むメジャーをも占うとあって、調整十分で臨んでくる。

 ディフェンディング・チャンピオン、服部道子を中心としたベテランの技が生きるのも難コースならでは。服部は、「ドライバーは(ボールの)落としどころが狭く、点と点で攻めなくてはならない。優しく見せて油断すると牙をむく怖さがある」とコースについてコメントしているが、慎重に攻めて来るだけに連覇の可能性はある。

 対照的に怖いもの知らずなのが、アマチュア勢だ。特に史上最年少で日本女子アマを制して出場権を得た宮里美香、諸見里しのぶの2人は、プロツアー出場経験も豊富で上位に食い込む活躍を見せたこともある。プロと違って無欲で挑んでくるだけに怖い存在だ。

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