44歳C.ペイビン奪首! 田中16位タイ発進
USPGAツアー
田中秀道が我慢のゴルフで初日を16位タイとまずまずの滑り出しを見せた。
今季から名称も新たにスタートした米男子ツアーのビュイック選手権はコネチカット州クロムウェルのTPCリバー・ハイランズを舞台に現地時間の26日、初日のラウンドを行い、すでに来季のシードを確定させている田中が4バーディ、2ボギーの2アンダー68にスコアをまとめ、16位タイにつけた。
出だし直後に連続バーディを奪い、6番までに3アンダーと幸先の良いスタートを切った田中だが、7番、9番をボギーとして後退。その後はスコアカード通りの我慢のゴルフを続け、最終18番でバーディを奪って2アンダー68で初日のラウンドを締めくくった。米ツアー本格挑戦3年目の田中にとって欲しいのはベスト10フィニッシュではなく優勝の二文字。上位選手が欠場し層の薄くなった今大会は大いにチャンスがあるだけに、積極的に念願の初優勝を狙ってもらいたい。
混戦模様の初日、頭ひとつ抜け出したのは44歳のベテラン、コリー・ペイビン(米)。スタート直後の2番パー4でいきなり残り121ヤードを直接カップに沈めイーグルを奪って波に乗ると、その後7つのバーディ(1ボギー)を量産し8アンダー62の今季自己ベストをマーク。「時々、プレーしていてすごく心地よく、すべてが噛み合う気がすることがあるけれど、今日がその日だった」と好スコアを振り返った。かつてその闘争心の激しさから“ブルドッグ”と呼ばれた95年の全米オープンチャンピオンもここ8年優勝から遠ざかっている。「久々の優勝? もちろんできたらいいけれど、結果よりプロセスの方が大事。自分が間違った方向に向かっていないことがわかれば、それで満足だよ」と控え目に答えるベテランが目指すのは、もちろん8年ぶりの勝利に違いない。
その他3打差の2位タイにボブ・バーンズ(米)とマット・ワイブリング(米)の2人が続き、4アンダー66の4位タイに48歳のライダーカップチームメンバー、フレッド・ファンク(米)、ジェリー・ケリー(米)らがつける展開。マット・ワイブリングはチャンピオンズツアーで活躍するD・A・ワイブリング(米)の息子で今大会には主催者推薦で出場している。
なお来季のシード確保に向け正念場に立たされている宮瀬博文は、この日も好調なショットを生かせずボギーがかさみ、2オーバー72を叩いて92位タイと出遅れた。