P.ミケルソン、V.シンのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー確定に待った

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 全米プロゴルフ選手権王者、ビジェイ・シン(フィジー)に早くもプレーヤー・オブ・ザ・イヤー確定の声が出ている。

 シンは、WGC-NEC招待でタイガー・ウッズ(米)を抜いて世界ランクNo.1の座を狙ったものの、悪天候と疲労で失敗。だが、タイガーも優勝を逃し相変わらず好調とは程遠い。そのため、世界一の座も射程に入れ、全米プロを含めて今季5勝で、昨年に続く賞金王と共に選手の互選による同タイトルも一気に獲得かと騒がれている。

 しかしマスターズ王者のフィル・ミケルソン(米)が、そうはさせじと猛追の構えでいる。ミケルソンは、勝ち星こそ2つだが今季のメジャー大会全てで大活躍。念願のメジャー初Vを果たしたマスターズを始め、全米オープン2位、全英オープン3位、全米プロ6位タイとすべて優勝争いを演じている。加えて、バードントロフィーのかかる平均ストロークでも68.81で1位と、強さをハッキリと数字に表しているのだ。

 ミケルソンは4勝を挙げて賞金ランク2位になった96年に、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに最も近かったが、全英オープンに優勝した同年賞金王のトム・リーマン(米)にタイトルをさらわれている。それだけに、シンに大きな差をつけられているように見える現在でも、タイトルを諦めてはいない。「1つ勝てれば、もう1つ勝てるはず。このタイトル(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)は特別だからね。真剣にスケジュールを検討し直して、勝てる試合に出ることにするよ」とビッグタイトル獲得を視野に入れている。

 一方のシンも、昨年賞金王になりながら、このタイトルはタイガーに取られて悔しい思いをしている。そのため「世界ランク1位と賞金王、それにプレーヤー・オブ・ザ・イヤーが全部一緒に取れたら1年休むよ」とジョークを飛ばのは、タイトルに向かって突き進む思いの裏返し。ふんどしを締め直して残りのシーズンに挑む構えでおり、目の離せない戦いは続く。

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