V.シン対タイガー、3打差で直接対決! 丸山6打差4位で追走

USPGAツアー


 世界ランク1位の座を争うタイガー・ウッズ(米)とビジェイ・シン(フィジー)の戦いが、いよいよクライマックスを迎える。

 現地時間5日に第3ラウンドを行った米ツアー、ドイツ銀行選手権(マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン)は、世界ランク2位のシンが安定したプレーでスコアを伸ばし、通算14アンダーで単独首位をキープ。3打差で同ランク1位のタイガーが追い、最終日最終組で雌雄を決することになった。

 タイガーがNo.1の座を守り続けている同ランクだが、今大会でシンがタイガーの順位を上回るか、タイガーが7位タイ以下なら逆転することが確定する。まさに今大会はタイガーにとって背水の陣だが、それでも久々にV圏をキープ。その影には病魔と闘う父アール氏の存在がある。前立腺ガンが再発したアール氏を心配していたタイガーだが、2日目を終えてから逆に電話で励まされたのだ。「お前がこれまでやってきたことは間違っていない。ナーバスになるのはあたり前。やってきたことが形になりそうだからこそ、ナーバスになるんだ」と言われ、自信を取り戻している。

 勝利から遠ざかり、世界ランク1位からの転落が囁かれ、否定すればするほど大きくなるスランプ説。辛い日々を送るタイガーにとって、父の言葉ほど大きな味方はない。それだけに逆転優勝で世界一の座を守り、ライバル、シンを破る最終日を心に描いている。

 この2人を必死で追いかけているのが、通算9アンダー3位のビル・ハース(米)と、通算8アンダー4位の丸山茂樹だ。今週チャンピオンズツアーで優勝争いを演じ惜敗したジェイ・ハース(米)の次男、ビルは、父に早く見せたい初優勝目指して猛進している。

 一方の丸山は、3年連続ツアー優勝を続けているが今季は未勝利。「優勝がまだ手に入ってないので、残り少ないけど1試合1試合を大切に」と大物2人に泡を吹かせる逆転Vを密かに狙っている。また丸山と共に予選を通過した田中秀道は、通算1オーバー41位タイで最終日の巻き返しを図る。

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