M・A・ヒメネス、S.ガルシア、L.ドナルド三つ巴の戦い
欧州ツアー
ライダーカップメンバートリオがスリリングな優勝争いを演じている。
欧州ツアー、オメガ・ヨーロピアン・マスターズはスイスアルプスで有名なモンタナのクラン・スー・シエレGCを舞台に現地時間の4日、第3ラウンドの競技を行い、初日トップのミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が通算15アンダーまでスコアを伸ばし、同郷の後輩セルヒオ・ガルシア(スペイン)を抜き首位に返り咲いた。ガルシアはルーク・ドナルド(英)と並び1打差の2位タイにピタリとつけている。
40歳のヒメネスは、5試合連続出場の強行スケジュールにも疲れを見せず「ここには家族も一緒に来ているからね。スイスアルプスでちょっとしたバカンス気分を味わっているよ。ゴルフの調子もいいし、リラックスしているし、益々力がみなぎってきた気がする」と2週連続優勝に意欲をのぞかせる。今大会に優勝すれば、今季同ツアーでの勝ち星を『5』に伸ばすことになり、一時代を築いたセベ・バレステロスに続き、スペイン人として2人目の賞金王の道も開けて来る。1打差につけるガルシアとの直接対決を制し、先輩の貫禄を見せ付けたいところだ。
一方、ヒメネスの2週連続優勝阻止に燃えるドナルドは、「明日はおそらくバーディ合戦になるはず。自分も負けずに攻めて行きたい。もちろん優勝を意識しているよ」と攻撃の手を緩めないことを断言。どうやらヒメネス、ガルシア、ドナルド、三つ巴の戦いは最終日、最終ホールまでもつれ込みそうだ。
また、ディフェンディング・チャンピオンのアーニ−・エルス(南ア)もこの日5つスコアを伸ばし、通算11アンダーでヒメネスに4打差の4位タイに浮上している。徐々に調子を上げてきているだけに、エルスの存在も侮れない。なお佐藤信人はすでに予選で姿を消している。