W.オースティンが9年ぶり優勝! 田中は13位タイ
USPGAツアー
ウッディ・オースティン(米)が、混戦を制して復活した。
現地時間29日、コネチカット州クロムウェルのTPCリバー・ハイランズで行われた米男子ツアー、ビュイック選手権最終日は、4ストロークに20人がひしめく大混戦。3日目終了時点で単独首位に立っていた48歳のフレッド・ファンク(米)が、後半に入って5ホールで4ボギーと崩れ、スコアを伸ばせずにいる間に、9年ぶり優勝を狙うオースティンと、5年ぶりの勝利に執念を燃やすティム・ヘロン(米)のマッチレースとなった。
16番まで通算11アンダーでオースティンと首位を並走していたへロンが、17番でダブルボギーを叩く一方、オースティンも18番でボギー。しかしヘロンが最終ホールで約8メートルのバーディパットをねじ込んだため、通算10アンダーで両者はプレーオフに突入した。
18番で行われたサドンデスのプレーオフ1ホール目は、ティーショットを左の深いラフに打ち込んだヘロンに対して、オースティンはフェアウェイのど真ん中。ヘロンがなんとかパーセーブすると、オースティンは約1.5メートルのバーディパットを決めて、アッサリと決着がついた。
この勝利で2年間のシード権を手に入れたオースティンは、「僕は神経質な人間。グリーン上でもよくナーバスになっていたけど、(2年シード獲得で)少しは楽になりそう」と笑顔。01年に賞金ランク125位になりギリギリで翌年のシード権を手にし、その後はコンスタントに賞金を稼いできたが、それ以前はオフシーズンに銀行の出納係をして生計を立てていたこともある。それだけに、ようやくその苦労が報われた格好だ。
一方、3打差逆転を狙って6位タイからスタートした田中秀道は、3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず、通算6アンダー13位タイ。宮瀬博文もこの日はイーブンパー70に終わり、通算3オーバー67位タイと低迷した。