S.シンクが逃げ切りV! タイガー4打届かず2位タイ
USPGAツアー
スチュワート・シンク(米)が、ライダーカップメンバーの意地を見せつけた。
WGC-NEC招待最終日(現地時間22日、オハイオ州アクロン、ファイアーストーンCC)、5打差の単独首位でスタートしたシンクは、2バーディ、2ボギーの危なげないプレーで通算11アンダー。タイガー・ウッズ(米)、ローリー・サバティーニ(南ア)に4打差をつける勝利で、ビッグタイトルを手にした。
「これは本当に大きな意味を持つ勝利だ」と、6日前にハル・サットン主将の推薦でライダー・カップ米国チームメンバーに選ばれたシンクはホッとした表情を見せる。同カップの主将推薦は、当然のことながらその大会で良い成績を残さなければ、選んだ主将と共に何を言われるかわからない。名誉を賭けた欧州との戦いは、大きな重責がついてまわるが、それ以上にシンク個人には乗り越えなければならない壁があった。
今年のMCIヘリテイジを含め、通算ツアー3勝を挙げているシンクだが、逃げ切りには極端に弱かった。これまで首位で最終日を迎えた6試合では、ことごとく逆転負けを喰らっていただけに、「こういう勝ち方をしなくちゃいけなかったんだ」と、ウィークポイントを克服。同時にライダー・カップメンバー達の前で胸を張った。
一方、今季2勝目をかけて5打差でシンクを追いかけたタイガーは、ボギー発進するとエンジンがかからないまま3バーディ、2ボギー。シンクとの差を1打しか縮められずに通算7アンダー2位タイに終わり、「できれば勝ちたかった。勝てば世界ランク1位も安泰だしね。でもダメだった。それだけさ」とポツリと呟いた。
日本人でただ一人、出場権を得ていた丸山茂樹は、この日3オーバー73を叩いて、通算2オーバー27位タイに終わっている。