PGAツアー「ソニーオープン」最終日

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21歳のPGAツアー・ルーキー、アーロン・バッデリーが2位以下に2打差をつけて首位で向かえた最終日。
しかしその背後に忍び寄るは先週「メルセデス選手権」を記録的な31アンダーで制した02年「全英オープン」チャンピオンのアーニー・エルス。
バッデリーは過去3回のオーストラリアでの優勝で、ガルシアやノーマン、アレンビーにモンゴメリーといったビッグネームを倒してきた。
今回、世界ナンバー2を押さえ優勝を奪うことはできるのか? エルスは4番パー3でティーショットをピン手間2メートル半につけ早々とバーディで1打差。
一方のバッデリーは出だしの5ホールで2つのボギーを叩き貯金を使い果たす。
両者15アンダーで折り返した10番。
353ヤードのパー4でなんとエルスは1オン。
楽々バーディでエルスがついに1打リードした。
しかしバッデリーも必死に喰らいつく。
14番でライの悪いラフからの2打目をピン側3メートル半に運び、バーディ。
首位タイに返り咲いた。
そして17番、エルスの長いバーディパットはカップ手前1メートルに置かれたバッデリーのマーカーに勢いを止められ入らず。
しかしこの後なんとバッデリーに悪夢。
1メートルのパーパットの構えに入ったときに物音がし、仕切りなおしたバッデリー。
なんとこの大事な短いパットを外してしまい、最終ホール目前でエルスにリードを明渡してしまう。
しかしバッデリーはまだまだ諦めない。
最終18番パー5、3打目でピンから3メートルのバーディチャンスにつける。
エルスも同じくバーディチャンスにつけるが入らず。
バッデリーにチャンス到来!そのチャンスを生かし、バーディパットを沈めてプレイオフに持ち込んだ。
プレイオフ1ホール目では決着がつかず、10番に戻っての2ホール目。
エルスはティーショットミスでグリーンを外したが、ギャラリーがボールに触ってしまったために、比較的楽なライからの2打目となった。
しかしその2打目はグリーンをオーバー、エッジに止まった。
ティーショットをバンカーに入れつつも、ここで寄せられればかなりのチャンスとなるバッデリーだったが、寄せきれず5メートル近くのバーディパットを残す。
ここで世界ランキング2位の実力が光った。
先にパットとなったエルスはグリーンエッジからという長いバーディパットを沈めてしまう。
思わずガッツポーズが出るエルス。
反対にプレッシャーをかけられたバッデリーは入れなければ後はない。
慎重に打ったバーディパットはラインに乗りカップに向かってのびて行ったがなんとカップ淵で止まる。
ほんの半転がり足りず、あまりの悔しさにバッデリーはその場でしゃがみこんでしまった。

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