■記者 「初のレフティとしてのマスターズ優勝、そして初のカナダ人プロとしてメジャーを優勝したわけですが、このような素晴らしい成果を達成する準備は、貴方のキャリアの中でどの時点から整ってきたのでしょう?」
■マイク・ウィアー 「1999年の全米プロ選手権でしょうね。最終日に大苦戦したあのメジャーですね。あの時の苦しみから本当に多くを学びました。目の前でタイガーが優勝する様を見させてもらいました。厳しいコンディションの中、タイガーは17番で大事なパットを沈めました。素晴らしいガッツを見せて、さらにその勢いで18番でも素晴らしいティーショットを放ったのです。今回の最終日に僕が決めたパットの多くはあの時のタイガーに重なるものがありました。得に18番でのパットがそうですね。あの99年での経験が生きているんですよ。」
■記者 「貴方の周囲の方々に聞くと、かなりの完璧主義者だと伺います。いま言っていた99年の全米プロ選手権から今回の優勝までその完璧主義者の貴方はどのような向上段階を経てきたのでしょう?」
■マイク・ウィアー 「ゲーム全般が向上しています。スイングもチップショットも、得にパットはかなり向上しています。メンタル面でも強くなりましたが、今週1度だけアイアンで判断ミスをしてしまいました。第3ラウンド11番での2打目です。コース戦略的には風を計算してピンを狙うのではなく、グリーンの右側を狙うべきだったのに、なんとなくピンを狙いたい気持ちにかられてしまいました。そんな中途半端な考えで放ったボールはラッキーなことに池の淵の傾斜に留まり、なんとかボギーで切り抜けられましたけど、ミスはミスです。でも他のショットはすべて、どこに打つべきかしっかりと研究した結果に基づき打ちました。テレビ観戦や自分の経験などから、どこに落とすべきかしっかりとした考えをもって臨まなければならないのです。例えば最終日の12番はピンはグリーンの右奥に切られていましたが、風が回っていました。昔ニクラウスも風を計算してグリーン左に落としたことを覚えていたので、僕もあえてピンを狙わずに、グリーン左を狙ったのです。こういった判断力はすべて経験から得るものなんです。沢山の過ちから、攻め時と守りに出る時の見極めを学びましたね。」
■記者 「第3ラウンドの75というスコアからどうやって精神的に切り替えをしたのですか?」
■マイク・ウィアー 「土曜日の夜は本当に疲労困憊という感じでした。第3ラウンドの出来栄えは悪かったですが、得にひどかったアイアンの原因は疲労感だったんです。でも精神的には、後退してしまったというよりも、首位に2打差で最終組で回れるということを前向きに考えようと思いました。とにかくしっかりと寝て、体力を取り戻せば大丈夫だと信じたんです。」
■記者 「今季はこのメジャーを含んで3勝ですね。03年のマイク・ウィアーはどこまでやり遂げてしまうのでしょう?」
■マイク・ウィアー 「まだこのメジャー優勝の実感はわいていないのですが、これから数週間の休暇の間にじっくり見つめ返すことになると思います。またメジャーは残り3戦ありますし、僕にとってとても大事な試合である、ベル・カナディアン・オープンもありますからね。全力を尽くしていきたいですね。」
|